短編

□告白
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「付き合って欲しいんだけど…ごめんね 気持ち悪いよね…男の俺が 城戸ちゃんになんか…」


城戸は、秋山の言葉に驚き、吸っていたタバコを落とす。


「ま…まじで 言ってんすか?」


こくんと秋山は頷く


「ちょ ちょちょっと待ってくださいよ 俺どっからどう見ても 男ですけど? 秋山さん女好きですよね?」


「うん 大好きだよ この前好きだった リリちゃんもマジストライク…けど…あんなことして裏切られた時 気付いたんだ 俺城戸ちゃんの事好きだったんだ…って」


(あんなことというのは 4の城戸が秋山の金を取ったことで)


はぁ〜と屋上の柵を持ちうな垂れる秋山


そのことを話されると何も言えず、城戸は秋山にどう返事しようか迷っていた。


それに気付いた秋山は


「あっ…べつに それを引け目にとること無いからね ほらそれをきっかけだったってだけだし…ごめん」


そんな姿見たら城戸はつい…OKと言ってしまった。


「いいっすよ 別に 秋山さんの事嫌いじゃないし」


秋山は、驚いた顔で城戸を見る。


「えっ?いいの?  本当に?」


「え…えぇ…で でも身体の関係はまだっていうか…えっと…」


秋山は城戸に抱きつき


「いいよそんな事! ! ありがとう大切にするよ」


と城戸にキスをしようとする。


「〜〜〜〜だから そういう事は まだ早いっすよ! !」


ボカンと秋山を殴る。殴られた秋山は イテテと頬をさするが、幸せそうに笑う。


城戸は少し後悔をしつつあった。


どうなる 城戸武! !


いつか君の尻には秋山の…が…。

がんばれ城戸武! ! 貞操を守り抜くことが出来るのか!?
 
 

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