青風と七武海

□白ひげ隊長達は少女を語る
1ページ/1ページ

*白ひげの隊長たちがエースにユウについて説明
*台本書き

------------------------------------

それはエースが隊長になってすぐのある平和な朝のことだった。

エース「なぁ、マルコ。」
マルコ「何だよい。」
エース「七武海のユウってどんな奴なんだ?さっき俺んとこの隊員が話題にしてた。」
マルコ「あぁ、ユウか。元は海軍だったみたいだが、世界一周をするために七武海になろうと決断したらしいよい。」
サッチ「何でも海に浮かんでいた宝箱を開けたらマクマクの実が入ってて何の実か確認する前に食ったらしいぞ。」
エースはそんな怖いことよくするなと感心した。

ビスタ「海賊でも気に入ったら捕まえないし助けることもあり、非常に主観的な正義を掲げていると聞くが。ミホークとよく似ているらしいな。」
マルコに負けず劣らず物知りなビスタも得意気に教えてくれる。

サッチ「はいはい!俺、マクマクの実についてユウちゃんに直接会って聞いたことあるぜ!
【マクマクの実とは】
⑴ 目視出来る範囲ならどこにでも"膜=弾力のあるバリア"を張ることが出来る
⑵膜を極限まで薄くすると円盤の様なカッターが作れる
⑶作り出せる膜は2枚だが最大面積は軍艦を覆うことの出来るサイズ
⑷三人程度入れる完全な膜の球体も作れる
⑸手に張り付かせた膜で自分を跳ね飛ばすことも出来る=飛べる
だそうだ。」
マルコ「そういやサッチは遠征で個人的に会ったことあるんだったねい。俺も会ってみてぇよい。」
エース「俺も会ってみてぇ!何かいい奴そうだしな。そいつ何歳なんだ?」
マルコ「確か17くらいだったねい。新聞で写真を見た限りでは海賊やってるよりは村の元気なお嬢さんくらいに見えたよい。」
サッチ「実際会ってみるとなかなかの存在感だぜ。見ただけで強いだろうなって分かったしな。」
どうやら七武海としての力は存分にあるらしい。
エース「そいつどうやって七武海に入ったんだ?」
エースは自分が勧誘された時のことを思い出す。
ビスタ「昔、新聞に経歴が載っていたな。能力者になって一気に強くなった彼女は有給休暇の間に当時新世界を賑わしていた海賊を生け捕りにしたのだったか?」
イゾウ「お前らユウの話かよ。あってるぜビスタ。」
いつの間にかイゾウまで参加してきた。
イゾウ「破壊神と呼ばれた男のことだろう?俺らも縄張りを荒らされて困っててな、一戦交えようかと思っていた。」
エース「その手柄で七武海に入れたってことか。」
イゾウ「あぁ、元々海軍の掲げる正義には疑問を抱いていたらしいしな。ちょうどいいんじゃね?」
エース「へぇ、みんなよく知ってんな。」
マルコ「親父がユウと一度話したことあるからだよい。」
エース「親父すげぇ…。」
サッチ「頼んではないが破壊神を倒したことで礼を言ってたな。でもあれはマジで助かったよな!」
エースは今度親父にユウのことを聞いてみようと決めた。
マルコ「ま、白ひげに入ったら間違いなく隊長クラス、恐ろしいお嬢さんだよい。」
それを聞いてエースは心の隅でもし戦うことがあったら絶対負けないからなと誓った。

エース「いつか会ってみてぇな!」

エースのその願いは思わぬ形で実現することになる。

------------------------------------
質問や読みたいお相手がいれば拍手からお願いします!

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ