黒バス短編原稿
□ロッカーの中で
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☆脱出ゲーム本編とは一切関係ありません。露骨な描写が多いので苦手な方はご遠慮ください。
みんなで廊下を歩いていると突然、ゾンビが大量に湧いて出てきた。
「湧ちゃんはこっちや!逃げるで!」
私は近くにいた今吉さんに腕を掴まれ、走った。
きっとみんなはゾンビに立ち向かうのだろうが、私は逃げた方がいい。
大人しく今吉さんについて懸命に走り、着いた先は教室だった。
「よっしゃ、ここなら充分離れてるしゾンビもおらん。」
今吉さんに肩を抱かれるようにして教室に入る。
一つ年が違うだけでこんなに頼り甲斐があるなんて。
やっぱり強豪校の主将は違う。
「もしゾンビ来てもうたら、二人だけやと危ない。隠れとこ?」
今吉さんに手を引かれ、掃除用具入れに連れて来られる。
『ここ、入るんですか?』
「有難いことに中なんも入ってへんし。」
狭くないだろうか、と思いながらも今吉さんに背中を押されて掃除用具入れに入る。
守ってもらってる身だから。
もちろん今吉さんも後ろから入ってきて、扉を内側から閉めた。
真っ暗だ。
それにしても、こんなところにいて誰か見つけてくれるんだろうか。いつ出たらいいんだろう。
『今吉さん。』
「なに?」
耳元で声がして、思わず体が震えた。
「あら、どないしたん?」
脳みそに今吉さんの低いかすれ声が響く。
そっか、大きな声出しちゃいけないもんね。
でも近い、近いよ。
「不安なん?考えたらあかんで。身を任せるんや。」
『え?どういう、っあ……!』
突然、後ろから抱きしめられた。
『今吉さん…!なにし、てっ』
「湧ちゃん、怖ないよ。ワシが守ったるからそんな震えんといて。」
今吉さんの優しく穏やかな声に一瞬固まった体から少し力が抜けた。
「そうそう。でもまだかちかちやで。」
『あ、あの…、』
「力抜けることしたろか?緊張ほぐれるし、恐怖も忘れられる。」
『力が抜けること、ですか?』
「そうや。気持ちよーくなってな。」
そう言って、突然今吉さんは私の耳にかじりつき、舌を抜き差しし始めた。
突然のことに驚いた私は今吉さんの腕の中でもがいたが、ロッカーは狭く全く逃れる隙がない。
ピチャピチャという水音と、耳の穴をくすぐるように舐める舌の生暖かい未知の感覚が迫ってくる。
『や、あ、ぁぁ…っ、やめてくださいっ』
「気持ちええやろ。初めての感覚ちゃう?」
今吉さんは笑って、フーッと耳に息を吹き込んだ。
『ぁーーっ……!!』
「腰、びくびくしたで。そんな背中反らせたら、こっちも触りたくなってまうわ。」
今吉さんはそう言って突然、両手で胸を鷲掴みにした。
『ひゃぁ……!』
「初めて見た時から、このセーラー服の上からおっぱい揉んでやりたいと思ってたんや。」
そんなに大きいわけじゃないのに。
手を振り払いたいのに、今吉さんに全身でがっちり拘束されていて、この狭い中じゃ何もできない。
体の力が抜けるどころか、私はほとんどパニックに陥っていた。
『や、やだ、ダメです…!こんなこと…、離して…っ』
「こんなこと?ええやん別に。」
今吉さんは両手を胸から離し、また私を優しく抱きしめた。
耳元に唇を寄せられて、擽ぐるように優しく囁かれる。
「あんな、湧ちゃんこの状況怖いと思ってるやろ?突然こんな真っ暗な知らん学校放り込まれて、変なバケモン追いかけてきて、出られるか分からんくて、怖いに決まってるやん。」
うん、そうだ、怖いはずだ。
今吉さんの手が私の背をゆっくりと撫でた。
「なんでこんな怖い思いしなあかんか、意味わからんやん。」
うん、分からない、どうして私が。
今吉さんの手、気持ち良い。
「やからな、湧ちゃん可哀想やと思って。怖い思いなんかせんでええねん。そんなこと考えんでもええように、ワシが塗り替えたる、な?」
今吉さんが忘れさせてくれる?
指先がマッサージするように、背中の筋肉を刺激していく。その気持ち良さに声が漏れかけた。
「そうや、忘れさせたる。湧ちゃんはワシのことしか考えんでええし、ただ気持ちよくなるべきやねん。ワシも湧ちゃんのこと気持ちよくさせてあげたいし、湧ちゃんもそれで幸せや。」
な、ええやろ?最高やん。何も悪いことあらへんな?
「ほら、湧ちゃんさっきからめっちゃ気持ちよさそうや。ワシの手、気に入った?」
『今吉さん…。』
思いの外、切ない声が出た。
「もっと、触って欲しなったやろ?」
今吉さんは、ゆっくりと制服をたくし上げた。
素肌に触れる手。
『あぁ…ぁん…。』
「気持ちよさそ。ワシに可愛い声ちゃんと聞かせて?」
肋骨を撫でられる感覚にぞくぞくする。
『ひゃ、ぁん…!』
「あー…かわええなぁ…。」
吹き込まれた声に全身がゾクゾクする。
「ワシの声、好きやねんな。好きやろ?」
『ぁ、好き、です…。』
今吉さんが耳元で低く笑った。
「素直な子、大好きや。」
そう言って彼は私の耳にふーっと息を吹きかけた。
『あっ、や、や、』
全身の震えが止まらない。
「気持ち良さそうやなぁ。もっとよぉなろな?」
上半身を撫で回していた今吉さんの手が、スカートの中へと入っていく。
『やだ…待ってください…、』
「なんや下は嫌なん?じゃあええよ。おっぱいだけにしとこか。」
『ぁっ…!』
そう言って今吉は有無も言わさない速さで服を捲りあげた。
そしてそのまま躊躇なくブラの下から両手を突っ込む。
『んんっ……!』
「程よい大きさでええおっぱいやなぁ。すべすべやわ。」
そう言って、今吉さんは爪の整えられた柔らかい指先で乳首の周りを擽るように弄りまくる。
『ひっ、いやっ、んんんんぁっ!』
「鳥肌立ってもーたなぁ。ビクビクして、めっちゃ感じてるやん。
『あ、あん…っ!』
「真ん中も触ろな?」
そう言って、今吉さんはついに私の乳首を指でカリカリと引っ掻いた。
『あっ!あっ、や、やらぁ…!』
「気持ち良さそうやわぁ。」
『ひぃ…!カリカリやめてぇ…!』
「もう下もええ感じかな?」
今度は今吉さんの左手がさわさわと太ももを撫で摩り、右手は遠慮なく下着の上から秘部を確認するようになぞった。
「あらま、トロトロなっとるやん。えっち。」
『あっ、あぁああッ、あぁぁ…ッー!』
「パンツもうぐしょぐしょやん。」
前の方を指先でとんとんと刺激されると、手の動き合わせて腰がカクカクと揺れた。
「このままイケるんとちゃう?」
『やだ、イッちゃうよぉ…!』
「ええよええよ。気持ちよぉなっとる湧ちゃん、かわええで。最高や。」
そう言って今吉さんは下着の中に指を入れ、コリコリとした豆をひょいっと摘んだ。
全く抵抗できない。やめて、そんなとこ触られたら…!
「みーつけた。」
『やめ、て…っ!』
やだ、待って、という声は聞いてもらえない。
「やめてなんか、可愛いだけやで。ここで一回イカしたるわ。」
今吉さんはそう言って笑いながらクリトリスを引っ張った。
『ひゃっ、あぁああぁっーー!』
狭いロッカーの中で最大限体が反り返る。
背中をそらせたままガクガクと痙攣する体は明らかに絶頂の一歩手前。
「ほら、んっ、んっ…気持ちええなぁ。」
『気持ちイイですぅ…!!』
「そうやなぁ、ほんならイき?ほらっ!」
今吉さんも息を乱している。
『あっ、イク!イっちゃう…!』
「ビクビクしてえっちで可愛いよ。ほら、イきっ!」
『んぁぁぁああぁっーー!!!』
クリトリスを引っ張るように摘まみ上げたまま擦られ、私は成すすべもなくイってしまった。
「お豆さん気持ちよかったやろ?やみつきなりそうやなぁ。」
『あぁ…はぁっ、はぁっ、、ッ』
「お汁いっぱい溢れてきてワシの手もびしょ濡れや。」
高いところから落ちるような、初めての感覚に、思わず体を捻って今吉さんの胸にすがりつくように体を寄せた。
「っ…イッたん初めて?」
『は、はい…。』
「かわええわぁ。ワシにイかされたんに、縋りついてくんねや。」
今吉さんは、優しく優しく頭を撫でてくれた。
でも反対の手がまた下着の中へ。
イッた余韻でまだヒクヒクしているのに優しく撫でられて、痙攣が止まらない。
『ぁーーっ、ぁん、あ、あァ…』
「かわええ。ずーっと可愛がっときたいわぁ。」
『みんな探してます…。』
「でもこんな状態で出て行ったら自分、みんなに犯されてまうで?エロい体なってもーたんやから。」
そんなわけない、エロい体ってなんなの。
「こーやってちょっと触ったら…ほら。」
『ひゃん、〜〜っ!』
乳首をピンと摘まれて叫び声が出る。
「ほらほら、どう?」
『いやぁぁっ、離してぇ…!』
今吉は首を傾げながらくにくに、と乳首を摘む。
「しゃあないな。ちゅーしてくれたらええよ。出よか。」
『ちゅー?キス?』
「そや、見える?わしの唇、ここやで。ちゅーって吸いついてみ?」
『はい…。』
今吉さんの肩に手を置いて、背伸びをして唇に吸い付く。
『んっ、む…っ』
「っ…ぁ…。」
今吉さんの熱い吐息を感じる。
私の体をいじっていた手をとめて、今吉さんはしっかりと抱きしめてきた。
「湧ちゃん、はぁ…んッ」
『いまよ、しさん…!』
今吉さんの全て舐めつくすような上品とは言い難いキスを受け止める。
長いキスがようやく終わったと思ったら、足の力が抜けて膝から崩れ落ちた。
「あぶなっ。」
今吉さんが抱きとめてくれる。
「大丈夫?立てそうにないか?」
『あ、あ、大丈夫、です…、』
「ちゅー気持ち良かったんやな。ワシもな、こんな気持ちいいの初めてや。」
今吉さんは私にいれたわけでもないのに、うっとりとした口調でそう言った。
「ワシ、キス好きみたいや。すごい良かった。また湧ちゃんとキスしたいねん。」
『えっと…あの…。』
「あかん?湧ちゃんやないと嫌や。」
それって、どういう意味なの。私は大人じゃないから言葉通りに素直に受け取ってしまう。
それじゃダメなの?
今吉さんの気持ちが見えなくて、怖くて視線を外してしまった。
だけど今吉さんはそんな私の顔を両手で挟んだ。
「こっち見て。そらさんとって。」
真剣な顔をした今吉さんを見つめる。
さっきまでの浮かれた甘い言葉が出てくるような顔じゃない。
やだやだ、なんて言うの。
なんて言われてもどう返していいか分からないよ。
私、そんなに賢くないの。
「ワシのもんにしてしまいたい。」
あぁ誰か、助けて。
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