BLEACH中編

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檜佐木修兵とはつい1ヶ月ちょっと前まで副隊長、服官補佐の関係だった。

真央霊術院を出て、何故か揃って五番隊へ入隊した特進クラスの友人達とは違い、九番隊に入った私の育成係が彼だった。

それからずっと、私は彼と共に着実に力をつけ、気づけば隊の二番手三番手となっていた。


そしてあれは何の悲劇だったのか、東仙隊長が謀反して、その代わりに隊のトップに立った彼を一番近くで支えたのは私だ。

そしてその東仙隊長へ共に刃を向け、目の前で彼を亡くし、自分たちもあともう少しで死ぬところだった。

俺はもうお前の副隊長じゃないんだぞと言われ、檜佐木さんと呼び始めたのはちょうど1ヶ月前だ。

つまり、彼は死神としての私の全てだったのである。

30年以上ずっと隣にいた人である。

そんな彼が今、私の上に乗っかっている。




布団の上で。


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