エリートガール

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☆丸井視点☆


昨日の事が気になったから、里沙の事を柳に聞いてみた。


in部室



丸井「なぁ柳、里沙の事なんだが・・・」

柳「丸井たちが黒崎について聞きに来る確率85%・・・」

丸井「丸井たちって、他にも誰か聞きに来たのかよぃ」

柳「あぁ、赤也とジャッカルが聞きに来た。最近何かあったのか知らないが、全員揃ったら話すつもりだ。」

丸井「わかった。」

そして朝練が終わり、部室に集合した。

柳「では黒崎のデータを話そう。黒崎里沙。外部受験で立海を高校から入学。四天宝寺中学校卒業。大阪出身だが、標準語を話す。テニスを趣味程度にやっているが、実力は全国レベル。3つ歳上の兄の影響だ。家はかなりの金持ちで、高級マンションに兄と二人暮らし。両親は現在アメリカにいるらしい。趣味はお菓子作りとテニス。勉強も出来るが、古典が苦手らしい。兄は氷帝卒業。高3のときに、あの跡部に圧勝したらしいが、同じく高3の秋、大学受験を控えて、友人と息抜きの為にテニスをやったとき、打球が友人の右目に当たり、その友人が失明。それ以来テニスで人を傷つけてしまう不安が残り、テニスが苦手になった。しかし最近はかなりその恐怖を克服したみたいだ。だが、やはり初対面の相手や見知らぬ相手、信頼していない相手とは試合が出来ないらしい。」

切原「そうだったんすか」

丸井「にしてもその情報はどっから聞いたんだよぃ」

柳「企業秘密だ」

ジャッカル「あいつ、大阪出身だなんて知らなかったぜ。バリバリ関東って感じだよな」

仁王「そうじゃな」

幸村「話は聞かせてもらったよ」

柳生「非常に気になりますね。」

丸井「えっ仁王たちいたのかよぃ」

仁王「俺達そんなに影薄いのか?」

柳生「傷付きますね」

幸村「でも、なかなか面白かったよ。あとブン太と赤也とジャッカルは昨日黒崎さんに会ったみたいな様子だね」

赤也「ギクッ」





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