混神モード。
□舞い落ちる羽の物語
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ちゅん。ちゅん。
雀の鳴き声が静かに響く時間。
突如それは、静寂を破った。
じりりりりりりりりりりりり!
「うぅ〜ん…」
布団から伸びた手が、目覚まし時計のてっぺんを強く叩いた。
ぱち。
そして、
その手はそのまま手を滑らせ、横の電源ボタンを押した。そうすれば、確かにスヌーズ機能は働かない。
が…
「すぅぅう〜…」
微かな寝息が、また布団の中から聞こえてきた。
典型的な『二度寝』である。
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