02/01の日記
00:45
キャンベル〔執事・未出〕
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病院に駆けつけると、ご主人様は電話で口論している真っ最中でした。
「青白い顔してたし、不調を訴えてたはずだ。――毒じゃない。わたしも食った! きみに、預けたのはな――」
わたしは察してその受話器をとりあげ、
「申し訳ございません。ただいま主人は取り乱しておりまして、あとからかけなおさせていただきます」
電話を切ると、主人に聞きました。
「病名は」
「まだだ。大量の血を吐いた――死ぬかもしれない」
わたしは主人を座らせ、コーヒーをとってきました。
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