02/12の日記
10:09
キャンベル〔執事・未出〕
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コスタは兵士に監視された病室に移されていました。
「やっちまった」
コスタはけろりとしていました。
「後悔してないぜ。あいつはクズだからな」
ご主人様は息をしずめて聞きました。
「なにがあった。刺すようなことか」
「わかんねえな。カッとなっちまった」
コスタは少し考えた後、
「あんた、あいつにはかかわらないほうがいいよ。あいつは、あいつの置いていった花みたいなやつだよ。水遣っても、水遣っても枯れちまうんだ。ひとの気持ちなんか永遠にわからない。根っこがないのさ」
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