日常編〜リング争奪戦

□標的14-quattordici
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学校へ着くと何やら屋上が騒がしい





ディーノさんと恭弥だろう







上で何がおこっているのか察したので先に応接室へ行きツナ達修行メンバーを家庭の事情という理由で勝手に書類を書いて受理しといた






これぐらい別にいいよね?と一人で頷き屋上へ向かうと途中、家光さんの気配があり入るタイミングをずらした




家光さんは正直少し苦手
今会ってもなぁ…ツナがザンザス達と対面した時にでいいかな







家光さんの気配が去ったのを見計らい屋上のドアに手を掛けたが外側から鍵がかかっていたのでこじ開けた





―ガチャン!






雲「−!」


ディ「誰だ?」







『えっと…お邪魔します?』



ドアからひょっこりと顔を出したレナの姿を見るや二人は警戒を解いた




雲「レナ、随分と来るの早いけどもういいの」




恭弥は病み上がりの身体を気遣っているようだ




『うん。もう平気、ありがと』







ディ「レナとならさっきも病院であったぜ?」


雲「どういうこと」




その言葉に雲雀が反応したので余計な事言わないでよ…とディーノを睨んだ



ディ「え…わ、わりぃ?」




『実は友達が負傷して、そのお見舞い』





バシルとは初めて会ったけどややこしくしない方が賢明かな




ざっくりと説明をするとふぅん…と興味無さそうにしていたのでほっとした






雲「(昨夜の件で病院行ったのかと思ったよ)」





ディ「レナも来たことだし一旦休憩するか!」



雲「いやだね。あなたはレナと知り合いなの」





ディ「そうだぜ!顔見知りだな」





『イタリアに居た頃何度か会ってて、それで面識があるのよ。恭弥、私まだご飯食べてなくて…休憩しない?』



お腹すいたなという言葉を聞き雲雀はトンファーをしまった



雲「なるほどね…少し早いけどお昼にしようか」



ディーノはレナの言う事を素直に聞く雲雀に驚いていた




ディ「お、おう!俺が奢ってやるから好きなもん食べていいぜ(惚れた女には弱いってか…?)」



『ありがとうディーノさん!』




雲「…ハンバーグ」



ディ「朝から!?」



朝からハンバーグを指名する恭弥にフフッと笑い傍で見守っていたディーノさんの部下達と共にボンゴレお墨付きのレストランへ連れて行ってもらった





最近全然授業を受けてない気がしなくもないが風紀委員の仕事が忙しいってことにしとこう
















ご飯を食べ終わりツナの修行を手伝うため恭弥とディーノとはお別れした















『ツナ、リボーンおまたせ!』





リ「おせーぞレナ」





ツ「レナちゃん!」




『よーし…ツナ、ビシバシ鍛えるから覚悟してね』






レナの言葉を聞くや否やビシバシはいやあぁぁぁという叫び声がこだましていた


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