日常編〜リング争奪戦

□標的20-venti
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―応接室








雲「…久しぶりに学校来たらこの有様、僕に連絡を寄越さないなんて…一体どういうことだい」






向かい合うように座らせられ説教中






『その…リボーンも言ってたけど破損しても完全に修復するし大丈夫だと思って』







雲「はぁ…もう少し風紀委員としての自覚をもってもらいたいね…ティラミスなんか食べてないで」










『えっと恭弥さん…何故それを』







雲「応接室にティラミスのゴミを捨ててくのなんて君しかいないでしょ」








しまったー…応接室じゃなくて教室に捨ててくれば良かったと後悔した







雲「これから気を付けてね。…甘いもの好きなんだね」





『気を付けます…。はい、それなりに好きです』





特にティラミスは…コーヒーの苦味とマスカルポーネクリームの甘さが絡み合って堪らないのよね…とウットリするレナを見て恭弥はへぇ…覚えておくよと呟いた










雲「ところで明日の対戦相手、身に覚えないの」






急に真剣な眼差しになった恭弥はこちらを見て明日の闇のリング戦について聞いてきた





『そうね…闇のリングに適任する候補者が現れたから私が迎え撃つ感じだけど心当たりは…ないわ』






腕を組み考えたが思い当たる人物が見つからず首を振った





雲「そう…明日僕も観に行くから。それじゃあおやすみ、レナ…」




席を立ちレナの前に来た恭弥に頭を撫でられ去って行った




不意打ちはずるい




私も帰ろ…っあれ…また熱が上がった…?






帰ろうと席を立つと同時に立ち眩みがし額に手をあてるとかなり熱かった





薬が効いて顔の赤みは引いてるせいか恭弥は気づいてなかったのが救いだった






もし彼に熱がある事を知られた明日は絶対参加させてもらえなくなるわ…間違いなく







明日のリング戦に備え日本拠点のヴァリアー敷へ戻りすぐに就寝した






―おまけ―






マ「あれ…レナ、夕飯要らないのかな」



レ「ぬ…確かにおらぬな…どうせ寝ているのだろう」





普段なら夕食時に現れるレナの姿がないマーモンは疑問に思ったが不在中のメンバーも多い事もあり特に気に気に留めることはしなかった


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