日常編〜リング争奪戦

□標的5-cinque
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リ「ちゃおっす!中々面白れぇ戦いだったぞ」




二人の戦闘を観察していたリボーンが現れた





雲「赤ん坊…見てたの」







『盗み見なんて良い趣味してるじゃないリボーン』






リ「ちげーぞ。俺はたまたま来たんだ。」



言い終わるのと同時にズガンとレナに向けて発砲してきた





―スパン




銃弾を一刀両断し、リボーンを抱き上げた







『いきなり撃つなんて酷いじゃない…』










リ「わりぃ手が滑っちまったんだ」

真っ二つか…強えーな






悪びれもない様子にレナは苦笑いした






リ「そろそろあいつらも来る頃だろう」




リボーンがピョンとレナの肩に移動すると屋上へと向かってくる気配があり誰かはすぐに察しがついた





『ツナ達ね』




ガチャリ―



ツ「リボーン?なんだよ急に屋上に呼び出し…えー!?レナちゃんとヒバリさん!?」



屋上にいた人物を確認して驚くツナ





獄「げっ…」


獄寺はあからさまに嫌そうな反応をした



山「お、千里!ここに居たのか!」




雲「うるさいよ草食動物達」


咬み殺すと言わんばかりの形相で睨んでいた





リ「そう怒るな、俺が呼んだんだ。」


雲「ふぅん」



リボーンにそう言われ大人しくフェンスに寄りかかって様子を見守る事にしたようだ



『それでリボーン、皆集めて何が目的?』



ツ「え…リボーンと知り合いって事は…」

顔が青ざめていくツナ

リ「レナもボンゴレファミリーだぞ」




やっぱりいぃぃという叫び声が屋上に響いた


獄「なっ!てめぇ10代目が狙いか!?」


咄嗟に身構える獄寺


山「?」



いまいち状況がわかってない山本



リ「ちげーぞ、こいつはツナの補佐役だ。」




獄「なっ!…てことはこいつもうちのファミリーって事スか!?」



ツ「補佐役…ってレナちゃんが!?




山「ってことは俺たちの仲間って事だな!」




リ「そうだ。しかも瞬く間にマフィア界に名をはせた強者だぞ」



雲雀も負けたんだぞ。と付け加えると3人は驚いてレナと雲雀の方を一斉に見た



―汗




そんなこと言ったら…



後ろのフェンスにもたれかかって聞いていた雲雀からどす黒いオーラが出ていた




雲「咬み殺す…」




ツ「ひっ…ご、ごめんなさいいい」



獄「(あの雲雀が…だと)」


山「って事は大分つえーのな!」




『ねぇリボーン、私そっちのファミリーに入るつもりはないんだけど』




リ「何言ってやがる。ツナの補佐役なんだから当たり前の事だゾ」








『でも……』







リ「あぁ、ヴァリアーの事か。補佐役なんだからもうオレ達の仲間だ」







『…まぁいいわ』







断ったところで話を聞かなさそうなので好きにしてと諦めた






リ「だそうだ。お前たちこれから頼むぞ」







ニッと笑いリボーンは満足げだ







獄「ヴァリアーって…リボーンさんどういう事っスか」





ツ・山「…?」






リボーンが獄寺達に経緯を説明して無理やり納得させていた
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