日常編〜リング争奪戦

□標的24-ventiquattro
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―病院









ディ「山本の治療はここでしてくれ。終わったら近くの部下に声をかけてくれよな」







『はい、ありがとうございます』






部屋を出て行ったディーノにお礼を言い武の肩の傷を塞いでいった





山「すげぇ…これ、忍術なのか?」








『治療術って言うの。あんまり動くと傷口開いちゃうから固定するね』













山「なぁレナ…スクアーロとはどういう関係なんだ?」









武の言葉に包帯を巻いていた手が一瞬止まったが再び手を動かし少し考え口を開いた









『スクアーロとはね、この世界で一番最初に出会ったの。それで…―』




















































山「そっか…じゃあレナにとってスクアーロは大事な人なのな。なんか今の話を聞くとヴァリアーの奴らって普段はもっとこう、俺たちと対して変わらないのな…って」





『私ね、この世界に来て武やスクアーロ達と出会て良かったって思ってる。だから…争奪戦が終わったらきっと…ううん、元々皆同じボンゴレファミリーなんだから仲直りしなきゃね』





はい、終わったよ!と背中を軽く叩き新しいシャツを渡した





山「レナ、傷の治療にさっきの話してくれてありがとうな!」






『私の方こそお礼を言わないと…!それじゃ行きましょ』









武を見送り私も帰ろうとするとディーノさんの部下に呼び止められた





「千里さん!終わり次第ボスの元へ来るようにと指示がありまして…」








『ディーノさんが…?』
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