番外・短編

□戦闘服とジェラート
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『戦闘服とジェラート』







これは私がヴァリアーへ入隊してすぐのお話である















私はスクアーロに連れられやってきた部屋でヴァリアー専属の使用人に体中を採寸されている







『ねぇ…その辺にある制服着れば良くない…?』








採寸のために両手を広げながら近くの壁に寄りかかっているスクアーロを見た







ス「う゛お゛ぉい!文句いうなぁ…今ある制服はどれもサイズが合わねぇだろぉが。女の幹部は初めてだからなぁ、特注するらしいぜ」






使用人「胸元失礼致します…」






胸下にメジャーが巻き付けられYシャツの上から胸の形が強調されたのをじっと見つめているスクアーロと目があった





『…何見てるのよ、変態』






ス「なっ…うるせぇさっさとしやがれぇ!」







名無しさんに睨まれたスクアーロはバツが悪そうに視線を逸らした








ス「(意外と胸あったな…着痩せするタイプかぁ)」











使用人「採寸は以上になります。特注ですので希望等御座いますか」




どうやら好きな風にアレンジして良いみたいだ







『そうねぇ…』












名無しさんは腕を組み少し考えた後希望を伝えた











部下「…かしこまりました。それでは早速作業に取り掛かるため我々はこれで失礼させて頂きます」







ス「う゛お゛ぉい!やっと終わったかぁ!」








スクアーロにしては長い事待っていてくれた方だ







『おまたせ、この後の予定は…?』





ス「今日はてめーの採寸に立ち会えとクソボスに言われたから付き合ってただけでオレは非番だぜぇ…この後は特に何も指示されてねぇで自由にしていいだろぉ」







『そっか、わざわざありがとう…暇なら付き合って欲しい所からあるんだけど』





ス「…あぁ?まぁいいけどよぉ」








それじゃあ20分後に集合でと告げ名無しさんは自室へ戻り支度をした
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