11/19の日記

01:07
『大好きな君に(仮)』 またSSしかも(R-18)です。
---------------
先日ネタ拾いに(笑)『ヴォルユ』サイト巡ってたら、間違って『ユヴォル』のサイトに入っちゃって、ヴォルユが公式(←と心から信じている!そして疑わない!!)なのにどんな風にすればユヴォルが成立するの?ってゆう、ほんの好奇心で試しに読んで…ダメだ、具合悪くなりそうになった…むしろ吐く!(←すみません、この失敗は前にもやったのに懲りない)
 だって新しいの描きたかったのにまったくネタが出てこなくて悩んじゃって…。

『ヴォルフの細くて白い足にドキドキしながら触って欲情していく有利に、乙女みたいに赤くして恥じらいながら足を開くヴォルフ………!』
全くもって有り得なすぎる(笑)(←ホントにすみません)

↑↑勝手に入った私が悪いんです、ええそーですとも…

う゛ーん…。
でも何でユヴ●ル(もはや伏せ字)が多くてヴォルユが茨道なんだろう…。

くだらないぼやきでごめんなさい!

そして、ヴォルユだけじゃなくってユヴォルでもどっちでもこのお二人が愛しくて、愛している人もごめんなさい。

…雪世は同人であってもリバはもちろん人格崩壊とか、色々…心が狭いのです。

ヴォルフラム閣下も有利陛下もお二人とも格好良い男の子でいて欲しいのです。

…とゆーことで裏部屋風味なSSを作ってみました。

今後はこの後『(裏)部屋』に収納します(笑)
(『表』にがつり『裏』風味なの出すの初ですね/笑)…でもギャグっぽいですが。貼るときは結構直すと思います。あくまで日記なので。
…しかし、いちおう18禁な感じなので苦手な方はちゃんとご帰宅下さい(>_<;)



『大好きな君に…』


「ヴォルフ、おれが攻め傾向が多いんだって! いやー、やっぱおれの方が男らしいんじゃないか?」
 有利は魔王専用部屋のソファーに座った金髪美少年(82)の頭をポンポン……――ッ!と叩いて、得意気に腕を組んで何やらうんうんと頷いている。
 一方、ソファーに座って優雅にティーカップを持ちながら紅茶を啜っていた金髪美少年は、有利に頭を叩かれても眉間に皺を寄せただけで紅茶をソーサーに戻すと、苦虫を噛み潰したような顔をして目の前に立つ双黒の魔王を見上げて一瞥すると、白く長い指を顎に当てうんざりしたような重い溜め息を一つ吐き、また目の前の紅茶の入ったティーカップを手に取る。
 有利の言うところの『攻め』とは、「する方」と「される方」の略で、恐らく『する方』の事だろう。
「ずっと思ってたんだよなぁ、やっぱりおれみたいな何の変哲もない野球小僧なんかより、よっぽどお前の方が可愛いし…」
 有利は、尚も腕を組みながらうんうんと頷き続けて自室を歩き回り、ヴォルフラムの美貌をチラと確認した。
 ヴォルフラムは相変わらず有利の話には全く気にも止めて居ない様子で、目の前の赤茶色の液体へと伏し目がちに視線を落としながら、優雅な仕草で口へ運んでいた。
 その仕草は、紅茶の香りまで楽しんでいるようで、全くもって自分の話すら聞こえていないかの様にすら思えてくる。
「って、ヴォルフラム聞いてたのかよ!」
 すると、今まで我関せずを決め込んでいたかのように見えたヴォルフラムが、半分くらい残っていた紅茶を一気に飲み干すと、ティーカップをテーブルのソーサーに戻し、すくっと立ち上がった。

「…試してみるか?」

 ヴォルフラムのエメラルドグリーンが不適に眇められ、口角だけが上がった笑いをしたのが判った。
 風呂上がりで、バスローブと下着だけのヴォルフラムが腰の紐を解きながらおれに近付いて来る。 …ものっすごーく嫌な予感。


     *


 ヴォルフラムがバスローブを脱ごうとしながらおれに近付いてきたけど、これじゃあいつもと変わらないと、おれはその手を制して彼の白い右手を引きながら、まずはベッドへ行くことにした。
 白くて細長い指だけど剣だこのある骨ばった指はコンラッドと同じく男らしい。 …いやいやまてまておれ!今日は違うんだ!
 されるがままになっているヴォルフを先にベッドへ仰向けに寝かせると、おれも覆い被さる。
 えーと、次は何するんだっけ?なんて焦りは見せないように考えを巡らせる。
「灯りは付けたままでいいのか?」
 そうだ、暗くしなくては!
「今消すとこだったんだよ」
 男たるもの、ムード作りは大切だ。
 おれは慌ててるが、それも悟られないようにベッドから出て燭台の灯りを枕元の小さな灯り以外は全部消してきた。 魔王専用部屋は無駄に灯りが多くて思いの外厄介だった。しかし、相変わらずヴォルフは黙っておれのベッドで仰向けでいる。
 何だか、どうして良いのか分からなくなってきた。 …が、もう後には引けない。ここでやめたら男がすたる。
 気を取り直してもう一度ヴォルフラムに覆い被さり、ヴォルフラムの白い頬を両手で包み親指で滑らかな頬の感触を確かめながら、桜ん坊のような唇に自分のを重ねると、直ぐに開かれ舌先を恐る恐る忍び込ませた。
 すると、両腕を首に絡まされ更に引き寄せられ舌を強く吸われ軽く歯で噛まれてしまい、
「ぅ…っんっ!」
と自分でも驚く程甘い吐息を鼻先から漏らしてしまった。 と言うのは気のせいだ。
 先程ヴォルフラムに脱ぐのを制したバスローブを開き、首筋から鎖骨、細いが筋肉の引き締まった胸元へと舌を這わせ、ヴォルフがおれにいつもするみたいにキスマークを付けて行く。
 弱い灯りの中でもヴォルフラムの白い肌に自分で付けた跡が残るのは本当にドキドキする。
 その間ヴォルフラムはおれの肩に両手を置きながらも視線はおれを見上げ、湖面色の瞳は潤み息は荒く上気しているのが分かる。
 ……こんなに綺麗な顔が自分にこんなにもされるが儘になっている姿は本当に可愛い! が、本番はこれからだ。
 おれは意を決してその下にあるヴォルフラムの下着に目をやると、水色の紐パンの中心は隆起していて、その吃先は水分で色が濃くなり彼の普段着用している軍服のように群青色に変わっていた。
 ごく…! そのあまりの生々しさに今自分がしていることに我に返ってしまった。
 自分は、それこそものすごーっく異常なコトをしているのでは無いのだろうか。
 そのおれの戸惑いに気が付いたのか、ヴォルフラムは自分の両手で左右の下着の紐を解いてしまった。
 そして更に枷の無くなった下着の薄い布をめくり、自らの両手で露わにしてしまったのだ。
「どうだ、こんなものを見てそそるか?」
  ……………っ!
 こっ、こんなの美少年の股間じゃない…っ!
 ……じゃなくて、余裕綽々(よゆうしゃくしゃく)と傲慢(ごうまん)にヴォルフラムの股間付近に頭を寄せていたおれを見下げるように笑ったヴォルフラムが本当に憎たらしかった。
 だってこれだけ間近にヴォルフのココをまともに凝視したのは初めてだったのかも、だ。
「…ごめん、むしろ萎えた」
 蝋燭の灯りで不安定な明るさの中でも、ヴォルフラムの股間付近に顔を置いたままのおれに、綺麗なエメラルドグリーンでおれを見下げながら、またヴォルフラムが大きな溜め息を吐き、天井へ顎を上げ大袈裟に額に手を当て、更にもう一度大きな溜め息を付いた。
 どこかで見たことのある「こうなると思った」という顔だ。

「…そろそろお前を襲っても良いか?」


     *


「…ぁあっ、…も、もぅっ…む、り…!」
 ユーリのそこかしこを自分で感じるようにしたことはこの際は別問題だが、両の可愛らしい胸飾りは元より、脇腹、足の付け根と、身体ごと舌を這わせて行くと、その度にユーリの象牙色の肢体が全身で飛び退き小刻みに震わせ、艶めかしく腰を揺らしていく。
 困ったものだ。
 本当は、今宵はユーリをからかって終わりにしようと思ったのに、抑えが利かなくなってきたのは自分の方だ。
 有利はヴォルフラムが思い描く自分への愛撫…、いや、愛を目の当たりにする。
 ヴォルフラムが有利の弱いところを攻めるのは全くもって大したことではないと思いきや、常に逐一自分の反応を気にしていたのだ。
 自分が抑えきれない嬌声を上げて背をしならせれば更に攻め立てられ、逆に蜂蜜色の髪を両手で引き寄せれば直ぐに顔を上げて湖底の瞳で見つめられ、口付けされて額や瞼、耳たぶへとくすぐるように舌先をなぞり、耳朶には甘噛みをされた。
 本当にゾクゾクする。
 …下肢に熱が篭もって行く。
 無意識にヴォルフラムに腰を擦り付けて身体を揺らしているのがわかる。
 そんなおれに優しく口付けしながらヴォルフラムの右手が下肢に伸び、中心を軽く撫でられた。
「…あぁっ」
 それだけでまた身体がビクと跳ね上がる。
 下着の紐を解かれ、熱塊を握り込まれ扱かれると吃先(きつさき)が濡れてクチュクチュと卑猥な音がして、顔まで熱が篭もってきた。
「…あっ、はぁ…っ! んんん…っ!」
「…ユーリ…綺麗だ…」
 ヴォルフラムの舌先がおれの唇を一舐めすると、うっとりと囁かれた。
「…なっ、綺麗なのは…っ、おまえの…っ、…ぁんん…っ!」

 あとはもう、いつものように最奥を貫かれ、喘がされ、とことん………達かされた。


     *


「分かったか、ユーリ。 お前にはぼくがお前を愛するように接する事が出来ないとな」
 …ヴォルフラムは全くもって憎たらしい。
 おれに対してあまりに余裕だったのは、元々こうゆうことになると分かってたからおれに襲わせたのだ。
 だっていつもビクビクする。
 触れられるだけで心が震える。
 その金糸の髪、白人特有の白い頬、…そして、おれへの深い想いを宿したような深碧の瞳。


 …………まったくもって憎らしい!
 そして、…困ったことにとっても愛しい。


【END】

…なんだこれ。


……色々すみません。
そのうち『(裏)部屋』に持って行った時には剥がすかも;

前へ|次へ

コメントを書く
日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ