パラレル

□『届かない想い』
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私は貴方を知らない

だけど貴方に恋してる

此れはイケナイコトデスカ・・・?

























―私は人形です
―貴方の為に創られた
―貴方に恋をするために



大きなお屋敷の長いレッドカーペットを敷き詰めた廊下の先の大きな扉。その先に貴方の部屋がある。

「・・・早く逢いたいな・・・」

そう思っていると、いつのまにか大きな扉の前に来ていた。

コンコン、と扉をノックして、「失礼します」と入っていった。
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