短編小説@
□彼女からのチョコが欲しい
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「景吾ぉ…景吾ぉ…ゴメンなさい」
生徒会室いっぱいのチョコ。
それを少しずつ食する俺。
ああ、どうしてこんなチョコを食ってるんだろうか…。
俺は翼からのチョコを食べたかったのに。
「食べないでよ…そんなチョコ食べないで…お願い」
ポロポロ涙を流す翼。
可愛い…可愛すぎる。
可愛すぎるが、悲しすぎる。
バレンタイン当日に…彼女からチョコを貰えないなんて…。
「翼」
こんなに悲しくても、俺は翼のことを許してしまうのだろうか…。
翼。
「許して…お願い」
「翼」
ったく、可愛いなぁー!!
☆END?☆
→あとがき