短編小説@

□消えてしまいそう
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白くて綺麗な雪。

街は、その雪に全て隠されてしまっている。

ただ真っ白で…寒い。



「………」



そんなことを考えていたら、きゅうに不安になった。

彼が消えてしまいそうで…。

私が雪に隠されて…彼の瞳に映らなくなってしまうのでは…。

そんなことあるはずないのに。

ただ、不安になった。

「けいご…」

私は、携帯を握って家を出た。



愛しの彼に会いに行くため。



彼が消えないように。





☆END☆

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