読むもの
□一触即発
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「━━…だからね?やっぱり俺的にはよっちんにカワい〜く誘われたいワケだよっ!!」
鳥サン煙草っ!!振り回したら危ないって!!
しっかし……俺にそんな相談されましてもιι
「でも鳥さん,よっちんはそんなコト絶対できないと思う……」
よっちんなら照れちゃって,絶対ムリだ…とか俺が言ったら鳥さんはちょっと眉を寄せて,
「そんなコトはわかってるんだよサクちゃんっ!!ソコをどうにかするのがキミの役目っ」
え゛ぇっ!?
「オレっすか!?えぇ〜,だって俺,オトコに誘われたことも,誘ったこともないし……」
って,なんで俺は鳥サン相手にこんな話をしてるんだ…?
「えっ!?サクちゃんキミ,鈴とシてないのっ!?」
鳥さんは,さもビックリだと言わんばかりに俺を凝視してきた。
━━━━━━ハィ?
俺の聞きまちがいだろうか。
いま鳥さんは俺と鈴村が,とか言わなかったか?