短い妄想物語
□お昼寝
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「ふぁああ〜」
大きなあくびがでる。
「ふぁああ〜
お前がでっかいあくびするから俺にも移ったじゃん!
つーかあくびするときは口を隠す!」
「はいはーい
ふぁああ〜
もうここで寝る〜」
彼の肩から頭をはずし、
縁側に寝っ転がる。
「俺も昼寝しようかな」
彼も縁側に寝っ転がる。
「空…キレイだなぁ」
寝っ転がって目線を上に向けると
青空が広がっていた。
「もうすぐ夏だな」
彼が言う。
「そうだね〜
私、夏いっぱいやりたいことある!
花火でしょ…
スイカ割りでしょ…
あと…」
すーすー
「あとなんだよ?
…あれ?寝たのこいつ?
まるで赤ちゃんだな…
俺も寝よ…」
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