短い妄想物語
□お昼寝
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数十分後。
「はーい麦茶ですよー
あら?
二人とも寝ちゃってるじゃない。
仲良く手なんか繋いじゃってー」
風邪ひいちゃうわよ、と言いながらタオルケットをかけた。
「ホント二人ともまだまだ子供ね。
そーだわ!」
ふふふと笑いながら奥の部屋へ向かう。
彼女が手にしたものは…カメラ。
「はい、チーズ!
あら結構キレイに撮れたわ
ふふふ
二人に見せるの楽しみだわ」
数時間後。
二人はその写真を見せられた赤面した。
「なんで手繋いでるのよー!!」
「お前が繋いできたんだよ!」
「違うもん!」
「違くねーし!」
そんな二人を微笑ましくみてるお母さんでした。
終
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