短い妄想物語
□いちご
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「おもしろそうじゃん!
いいぜやろう!!」
彼は笑顔で承諾してくれた。
「ズルはなしね?
じゃあよーい…スタート!!」
彼とは違うビニールハウスに移動し
おいしそうないちごを選んで食べる。
「やっぱいちごっておいしいな〜」
この調子だったら50個は軽いかも。
数を忘れないためにヘタを袋に入れる。
「練乳といちごって最高のペアだ…」
幸せにひたりながらたくさんいちごを口に入れる。
「みんなーあと10分で終わりだよー」
担任の先生がそう言っているのが聞こえた。
よし!!ラストスパート!!
少しペースを上げていちごを頬張った。
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