短い妄想物語
□君の寝顔は俺のもの
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あいつちゃんと起きれたかな?
電車が来るのを待ちながら
俺はあいつのことを考えた。
「課題が大変なのー今夜は徹夜だよー」
と言って半泣きだったあいつ。
ちゃんと終わらせられたのかな?
-まもなく電車が到着します。白線の内側までお下がりください。-
アナウンスが流れ、電車がホームへ入ってくる。
いつも乗る3両目。
電車に乗り込み、
あいつの姿を探す。
あっいた!
ってええええ!?
そこで俺がみたものは
あいつが知らないおっさんに思いっきりよりかかり
幸せそうに寝ているあいつの姿だった。
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