短い妄想物語
□お昼寝
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「こんにちはー!!」
大きな声で挨拶をし、家に上がり込む。
「あらいらっしゃい。
あの子なら縁側にいるわよ」
「はーい」
今日は幼なじみ兼彼氏のお家に遊びに来ました!
彼の家は純和風だから
縁側とか裏庭とかあるの。
縁側は私と彼のお気に入り!
そろりそろりと彼に気づかれないように
背後から近づく。
彼はボーッと外の景色をみている。
「わあっ!!」
背中を叩きながら、大きな声で驚かす。
「うおっ!?」
背中を叩かれた反動で少し前につんのめる。
「びっくりした?」
「めっちゃびっくりしたよー
人がせっかくのんびりしてたのに…」
ぶつぶつと文句を言われる。
そんな彼を私は無視して話し始めた。
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