キック ザ・びっくりボーイ
□心は離れず
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俺の名はキック・バタウスキー
一ヶ月前、隣の家に名前という日本人がやって来た
ホームステイらしい
あっという間に俺の家族やガンター達と仲良くなった
俺も名前とよく遊んでるけど(と言ってもスタントに付き合わせているだけ)
少し前から名前を見ると胸が苦しくなるときがある
恋と言うやつか…まさか、な
「キック〜、これ治してくれない?」
名前が俺の部屋に入って来た
その手には小さなダイヤと指輪を持っていた
どうやら指輪に付いていたダイヤが取れたらしい
キ「何故俺に頼む」
「だってキックこうゆうの得意じゃん」
キ「俺が得意なのはスタントだ!」
「そんな怒らないでよ」
俺の言葉に少しムッとして名前は言った
キ「接着剤貸すから自分でくっつけろよ」
「はーい、」
名前は俺の手から接着剤を受け取り、ダイヤと指輪をくっつける
そんな様子を見ながら俺はベッドに横になる
しばらくすると名前がこっちを見てきた
キ「どうした?」
「キック…どうしよう…指輪が手
にくっついちゃった…」
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