稲妻11

□お互い様
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『だからこれが…』

立「あ!こうですねっ!」

『うんっ、せーかいっ!』

そう言って立向居くんの頭をなでると、明らかに不機嫌そうな顔をした

やばっ

『ごめんっ;つい…;嫌、だったよね?;』

立「…はい」

『だよね、なでられるならもっと…綱海くんとか……私なんかになでられても、ね…』

立「違いますよ…」

『え?』

立「そうじゃなくて、名前さんが、お、俺を子供扱いしてるのが嫌なんですっ!」

『そ、それって、どういう…』

立「こうゆう事ですっ」

立向居くんが私を押し倒す

『た、立向居く、ん?//』

立「俺も…男、なんですよ?」


その時、部屋のドアがノックされた



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