稲妻11

□木暮くんの奮闘記
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しばらくするとカバン置き場の方から叫び声が聞こえた

風「うわぁぁ!」

風丸さんのカバンだったんだ;

風「木暮ぇっ!!」

木「やべっ;」

風「捕まえた!ちょっと来い!」


風丸さんに連れてこられたのは人気のない場所

何だよ;

風「読んだ、だろ?ラブレター」

木「ああ、読んだよ!;でも、あんなとこに入れてるお前が悪いんだからなっ?!;」

風「…好きなんだ、名前の事」

ズキン

…何だ、今の?

木「お、俺に言うなよ;」

風「そうだな…」

木「…言っとくけど俺は手伝ってやったりなんかしないからなっ!!」

そう言って俺は走って逃げた

あの時何で心臓が痛くなったんだろう

それにしても名前なんかが好きだなんて物好きだな




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