稲妻11

□紫のシンデレラ
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「「舞踏会ぃぃ?!」」

秋「そうなの、財前総理が是非って!」

円「よし!じゃあみんなで舞踏会に行くぞ!!」

風「いつあるんだ?」

「あ、明日の夜だよ!」

私は悩んでいた…

ドレスなんかないよ!!


久「苗字」

「えっ、はいっ!」

久「ちょっと来い」



監督に呼ばれ、ついて行くと監督の部屋にたどり着いた

「失礼します…」

久「お前、ドレスなんか持ってないだろう」

「!、っはい!」

久「…これをお前にやる」

「…ぇ?」

監督が開けたクローゼットの中には紫のドレスが掛けられていた

「きれい…」

紫だけどキツい色じゃないし、すごく綺麗!

…だけど、何で監督が私に?;


久「外で待ってるから着てみろ」

「あ、はい!」

私が返事をすると、監督は部屋から出ていった



とりあえず着よう…





「監督、着ました」

久「あぁ」

監督は表情を変えることなく私を見た

「どう、ですか?…やっぱり私には」

久「似合ってる」

「え?」

監督今、似合ってるって言った?

久「明日はそれを着ていけ」

「あ、はい。ありがとうございます!」

気のせいかな;

私はドレスを自分の部屋へ持って行き、練習しているみんなの元へ行った



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