稲妻11

□強がり=恥ずかしがり屋
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「竜吾〜!」


染「っだから!抱きつくなっていつも言ってんだろっ!苗字!」


「えー、いいじゃん…小さい頃からの仲なんだし♪」


染「よくないっ!!」


私と竜吾は小さい頃からの幼馴染みだ

照れ屋で不器用だけど優しい竜吾

私は竜吾が好きだ






「ねぇ、竜吾?」


染「何だ?」


サッカー部の練習を終えた竜吾と一緒に帰宅している時、私は疑問をぶつけた


「どうして私の事、苗字で呼ぶの?」


染「どうしてって…特に意味は…」


「じゃあ名前で呼んでよ!名前、って」


染「…〜っ//無理だっ!」


そう言って竜吾は走って帰ってしまった


「ちょっと!!;」


ひどいなー…
まぁこんな事じゃへこたれないけど!


竜吾が他の人を好きにならない限り


…って、今はどうなのかな?
好きな人…居る、のかな?





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