稲妻11
□一人にしないで
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みんなと居ると凄く楽しい
ちゃんと私のこと見てくれて
明井戸先輩はゲームばっかで…そうか私、寂しかったんだ
自「僕達は名前のことを一人にさせないから」
漫「そうさ!寂しかったらいつでも頼ってよ!」
呂「名前先輩の喜ぶこと、いっぱいするよ!」
「ありがとう…!みんな大好きっ!!」
「「「////」」」
私の言葉にみんな固まってしまった
馴れ馴れしすぎたかな?申し訳ない…
この日から毎日の放課後が楽しくなった
明「名前!今日「ごめんなさい!私用があるから!」
先輩の言葉を遮るほど私は急いでいた
漫画の原稿を手伝う約束をしたからだ
そして明日は休日の為、漫画の家に泊まり込みでお手伝いをする予定だ
帰ってすぐに準備をして、漫画の家へ走る
漫「…いらっしゃ〜い」
漫画の家に着くとヘトヘトの漫画が出迎えてくれた
中に入ると既に自作が居た
どうやら呂簿は来れないらしい…残念
漫「トーンは自作がやってくれてるから名前はベタ塗りしてくれるかな?」
「うん!この印のところ塗れば良いんだよね?任せて!」
漫「ありがと〜」
漫画はひーひー言いながら原稿を書き出した
自「ベタ、はみ出すなよ?」
「うるさいな〜大丈夫だよ!」
それから何時間か経ち、漫画が立ち上がった
漫「終わったー!!」
「え?!ほんと?!」
自「じゃあ、あと少しだな」
「うん!」
漫「二人ともありがとう!今日はもう終わろう、明日もあるし」
自「そうだな」
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