GO

□そばにいて
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放課後、京介の元へ駆け寄る

「京介!今日お見舞い、行くでしょ?」


京「あぁ」


「じゃあ部活終わるまで待ってるね!」


私と剣城兄弟は幼なじみでよく遊んでいた

優一が入院してからはよく二人でお見舞いに行く

それには京介と少しでも長く一緒に居たいという下心もあって(優一には悪いけど)

私は京介が大好きなのだ



京「じゃあ部活行くから」


「え、待ってよ!私も行くってば!」


京介の横に並んで歩く

部活もよく見に行く私は天馬くんや信助くんに"マネージャーになりなよ!"と言われるほどだった




グラウンドにはぽつぽつ人が集まっていた


「天馬くん、信助くん!今日も見にきたよ♪」


天「あ、名前!また剣城の付き添い?」


「うん!」


京「別に頼んでないけどな」


信「そんなこと言っちゃって〜!僕知ってるんだよ?名前ちゃんが来てないときの剣城、ずっとソワソワしてたの」


信助くんは笑顔でそう言った


ソワソワ…?


京「は?!違うっ!//違うからなっ!///」


「何で顔赤いの?;」


私の質問には答えず京介はランニングを始めた


天「剣城、ヤル気満々だな!よしっ、俺らも行くぞ、信助!」


信「うん!!」


二人もランニングを始めてしまい私は取り残されてしまった


ベンチの辺りから見てよう…


そう思いベンチへ向かう


そこには浜野先輩と速水先輩が居た


「先輩、お疲れ様です!」


浜「お、名前ちゃん見に来たんだ〜」


「はい!」


速「ゆっくりしてくださいね」


「ありがとうございます!」


しばらく先輩と話していると部活が始まった



今日も京介はかっこいいな

なんて見とれているとあっという間に練習は終わってしまった




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