〜Once again ... 〜
□☆手合せ
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手合せを初めて早30分。
聞こえるのは二人の荒い息ずかいだけ・・・。
「お前・・・強いな」
「お前こそ。久しぶりにいい汗かいだぜ」
2人とも汗だくで息も上がっていた
「これからも・・・手合せ頼めるか?」
「ああ。」
それからしばらく沈黙が続き息が整った頃。
「・・・お前は」
「ん?」
「お前は今まで何かやってたのか?」
「ああ、一通りの武術やらなんやらやってこらされた。俺の家は皆そういうやつだからな・・・。そのついでにいろいろ勉強もさせられた・・・。」
「そうか・・・・。」
「でもなんでそんなことを聞く?」
「いや、ただ気になっただけだ。そんなひょろっちぃ体のどこにそんな力があるのかと思ってな・・・。見た目からして弱そうだし」
「ひでぇー。それ言うならお前もだろーが。ンなひょろい腰してよく言うぜ・・・」
「んなΣ///なんかお前が言うとエロく聞こえる・・・。」
「なんだよそれ。俺はけっこー一途だぞ。」
「そうかよ。なぁ・・・好きなやつ・・・いんのか?」
「は!?いねぇーよ、そんなもん!てか、今日の神田なんか変だぞ?熱でもあんのか?」
そう言って真面目に心配して神田のおでこに自分のおでこを引っ付けて熱を確認する零にたいして顔を真っ赤に染める神田。
「ん〜、熱はなさそうだけど・・・お前顔真っ赤だぞ?」
「〜〜ッ/////ほっとけ」
そう言って神田はプイッと顔をそらした。