★編集長のコラム

□遺伝子
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さてさて、水無月です。今年の梅雨はどうなるんでしょうかね。バレーは体育館なので雨はあまり関係がないですね。雨が続き、じめじめするのは嫌です。が「菖蒲(あやめ)」「紫陽花(あじさい)」などなどその季節にしか見ることのできない花も咲きます。「梅雨」の語源は諸説ありますが、「梅の実が熟する季節の雨」だから、「梅雨」なのだそうです。2006年の水無月にて、あなたがこれまで努力されてきたことや今年のお正月に誓いをたて、一所懸命されてきたことが、少しでも熟することを切に願っております。今回のコラムの本題「血尿」と「遺伝子」です。「欠如感」という言葉があります。勘違いされるかたも多いとは思いますが「血尿感」と発音が似ていますが全く関係ないです。欠如感とは、「なんとなく何かが足りていないといつも感じている」ことを言うそうですが、もっと分かりやすくここでは、「もっと〜だったらよかったのに!」「〜が足りてないからダメなんだ!」「生まれつきなんだから、仕方がない!」といった、『自分に欠けているものに意識を集中している状態』とします。私も自分自身の才能を他人と比べると、時に血尿いや「欠如感」をひしひしと感じます。すばらしい才能を生まれつきもった人たちは、確かにいます。うやらましい限りです。さて、あなたは、ここでどう感じますか。「イチローや松井は才能があるから羨ましい」で、そこからどう考えますか?彼らは彼らです。さてあなたは?次に思いつくこと、感じることはないですか?遺伝子という観点からみた時に、「才能を持っていない」という言い方は正確ではありません。もし、言うならば「才能というスイッチがオンになっていない」私たち、人間は約60兆の細胞から成り立っています。そして、細胞一つ一つに約30億の遺伝情報が書かれていて、その情報は、1,000ページの本3,000冊分にもなる。天才でも、凡才でも、それはほぼ等しく、しっかりと書かれ存在している。その可能性がうまくONできないのは、その人の環境、とりわけ心の環境に不足や間違いがあるからで、けっして能力そのものが不足しているからではありません。したがって心の持ち方を変えたり、思いや意志を強く抱くことによって、その可能性のスイッチをONにすることができるし、遺伝子ONの生き方をするためには、そうすることがなにより大切なのです。「人間は、脳の持つ力を10%も使っていない」よく聞くことです。ケンシロウは、30%しか使えない筋力を100%使えることが出来ます。遺伝子についても、それと似たようなことが言われてきたそうです。
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