essay

□le principe de generation
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principles of generation、
生成の原理
「○○を想像せよという命令の根拠」
というものです。

私が小説を書くとき。
私が活字として撃ち放った
諸々の感情や主張は
読み手のもとでパァンとはじけると
それぞれ微妙に異なった
色味を帯びます。

読み手は活字を目で追いながら、
でも見ているのは
さらにその向こうの世界です。
その世界は私が書いたものですが
当然、まだ不完全なもので
完成させるのは
それぞれの読み手なのかもしれません。

時として読み手が私の意図とは異なる
読み取りをするというのは
ある意味では生成の原理の失敗
なのかもしれませんが
そういう時こそ小説は生きてるんだなとか
私だけの閉じた世界じゃないんだなとか
色々考えさせられわくわくします。

読者様あっての物書きだと
常々思わずにはいられません。
今後ともどうぞ
よろしくお願いします!!(*^o^*)


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