SAIYA☆JIN
□優等生×ツンデレ※BL
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俺はゴジータ。この学校の中で一番頭が良い。ま、優等生ってところかな。
…女子にはモテるけど話し掛けられるのは嫌。
馬鹿にされてるみたいで。
同じクラスのベジットとは長い間の付き合い。
自分からアタックしたんだけど。
その時のベジットの顔はどうだったのやら。
これ。↓
…ま、可愛いから許すけどな。
お、噂をすればベジットが窓側に立っている。
「よー、ベジ」
「あー、ゴジーt」
「ゴジでいい」
即答。↑
だからその名前を
直せって何度も言ってるだろうが。
前の話に戻るが、ベジットは照れてるのに、
『は!?て、照れてねぇし、バッカじゃねーの!?////』
とか言っちゃって。ツンデレなところに俺は一目惚れした。
それからもベジットの後について来て、観察してるな(笑)
「何してんだよ。もう授業始まるぞ」
「え?ああ、うん」
授業のチャイムが鳴った。
ベジットは…寝てる。それも授業を無視して。
幸い先生には気付かれてはいなかった。
もし気付かれたら、確実に死刑にされていた。
俺は冷や汗を流しながら、時計を見張る。ようやく授業も終わって、俺は一安心。
「はー…おい、ベジット。ベジット。…おーい?」
よく机を平気で汚すな
ベジットの目がゆっくりと開く。
「ん〜…ぅにゃ?ゴジ、おはよー」
「ゴジ、おはよー………じゃねぇ!!授業中に寝るな!!!!死刑されてたかもしれないんだぞ!!!」
やっぱりあの教師は怖い。鬼だ。悪魔だ。
教師とは金髪していて瞳が緑色。このクラスの担任、ベジット先生。このベジットとは違う人。
するとベジット先生は俺達をギラッと睨んだ。
まるで疑うように。
「今、先生の事を鬼と思っていましたよねぇ?そんな人等は、外に行って反省しなさい」
「え!?待ってください、俺はそんなんじゃ…うわっ」
玄関につまみ出された俺達は、ゴミみたいに放り投げられた。尻餅ついて、ケツが痛い…
ていうか、心読めた?
なんで?まさか顔に出てた!?うそっ!!
俺達は廊下を渡って屋上に向かった。
俺はベジットの方をチラチラ見ると、
………無表情!?
いつも無表情だもんなー…。こいつ。案外可愛いな。
「屋上に行って、何するんだよ」
「別に?ただイイ事するだけだぞ?」
さて、ここからが本番だ……。