ノーマル・カプなし

□plus blue
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(真形が好きならそれなりにアプローチすればいいのになんで?あ、そっか不釣り合いだからか・・・うううこの調子で嫌がらせがエスカレートするんだどんどん酷くなってくるんだそれで味方なんかいなくなって気がついたら一人ぼっちで一人だから狙われやすくなってさらに見知らぬ不良にからまれてボロボロにされて死ぬんだああなんて嫌な世の中だろもういっそ仙人みたいに山の中とかでひっそり生きたいようぅ)

真っ暗な方向へと思考をかっ飛ばす亜衣。
そして、彼女に水をかけた当の本人は、困惑していた。
・・・亜衣は、考えていることが口はおろか表情にすら出ないのだ。
無表情のまま危害を加えた自分を生気のない目でみつめる少女・・・怖い、かなり怖い。

「な、なによ。鷹科くんに付きまとうあんたが悪いんだからっ」
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