Reiny Days(非戦士設定)
□春
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「ことりさん!!起きて下さい!!」
窓からの明るい光が差しのべる。
「マ...マ?あ、結川さん。」
「そこに制服おいておきましたから、早く着替えて下さい。」
結川さんはそう言うと、一つため息をついて部屋を出ていった。
「....うん。」
椅子の上には、可愛いワッペンのついたブレザーが置いてあった。
でも、小学校の制服じゃない...
こっちの方が可愛いけど。
「結川さん!!制服違うよ?」
少しして、ドアのノックがした。
「失礼します。それでいいんですよ。今日は入学式ですから^^」
「うそ!!忘れてた!!」
急いで新しい制服を手に取る。
「下に朝ごはんを用意しておきましたから。」
そういうと、結川さんは新しい制服に戸惑う私を置いて、部屋を出て行った。
「これでいいのかな。」
違和感ありまくりの制服を身にまとい、一階に繋がる階段を駆け下りる。