短編2

□猫?
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夜中に、絶対的な違和感に目を覚ました。



喉でも乾いてるのか、それとも寝る前に飲んだコーラが原因か。



そんな軽い考えで目を開けた俺の視界の隅で、真っ黒でしなやかな尻尾が揺れた。



「……え?」



慌てて洗面所に駆け込むと、鏡に映った自分には猫みたいな耳まで生えていて。



「は?え?」



俺は混乱の極みにいた。
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