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□ちょっとえろい
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「あっ・・・、あかんっ!謙也さ・・・っん、ぐりぐりしちゃ、やぁっ・・・んっ」
涙目で睨みつけてもただ謙也を煽るばかり。
妖しい笑みを浮かべた謙也はさらに力を込める。
「でも、光はこんくらいせなあかんやろ?
ほら、こんなに硬いんやから、な?」
すぐ気持ちようしたるで、なんて
耳元で囁かれてしまえば光は謙也に身を任せる他なかった。
「っは・・・っ、んぅ、謙也さん、もっ・・・、とぉ・・・」
ねだるような目で謙也を見れば
ごくりと唾を飲み込む喉元が目に入る。
この表情がとても好きだ、と思った。
下校時刻だからか部室の外から声はしない。
学校で何をしているんだ、と考える余裕はまだあった。
「いやー、謙也うまいなぁ。財前の顔ふにゃふにゃやで?」
「こんな気持ちよさそうな財前初めて見るわ」
にやにやと部長とユウジ先輩が見ている。
いつもきりっとして毒づく光が
涙目でねだっているのが余程珍しく映るのか
白石とユウジは光から視線をそらさない。
「やだっ・・・、あっ・・・んんっ、見らんで・・・ぇ、くだ・・・さ、い、ぁんっ…」