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□かみさま
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「仁王くん…何か変なものでも食べたのですか…?」


跪いた俺を両手で立ち上がらせ、心配そうに顔をのぞきこむ。
ああ、慈悲深い。



「恵みの一滴とは、何ですか?」


ゆっくりと一音一音発せられる声は何とも心地よい。




そして俺は深呼吸して、答えた。


「柳生の ピーー が腹一杯飲みたいぜよ」








柳生は固まってしまった。




顔は青ざめ、口は何かを言おうとして、ぱくぱくと動いていた。
この無言を「承諾したのだ」と俺の頭は都合よく判断し、柳生のズボンに手をかけ、


ようとしたのだが、
幸村のチョップがつむじにクリーンヒット。
俺はその場に倒れ込んだ。

つまり俺、仁王雅治はチョップ一発で気絶(人生初)したんじゃ。





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