第91～120話
□スーパー麒麟枠
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突然のアクシデントにより急遽､星北ヶ丘高校のユニフォームを着てグラウンドに出ることになってしまった渉｡
『星北ヶ丘高校､選手の交代をお知らせいたします…センター…松本に代わりまして…ブルー…』
瀬戸内｢………｣
ブルーという名前を使ってグラウンドに出た渉｡交代した選手のグラブを借りてセンターに入ってゆく｡
ソフィ｢(夢みたいネ…ブルーが星北ヶ丘の外野に入ってくれた｡ソフィ…もう負けてもいいなんて思わないネ!!完封してみせる…必ずブルーの心に届くくらいパーフェクトなピッチングをするヨ!!)｣
ＡＣＴ｡ⅩＣⅦ
【スーパー麒麟枠】
………
先ほどまで自分の体に疲れを感じ始めていたソフィだったが､松岡が交代して渉がグラウンドに入った時から突然…スタミナの消費は全く感じなくなっていた｡
松岡｢くっ…!?｣
ガキィイィン!!
脇坂｢オーライオーライ…｣
ﾊﾟｼｯ…!!
アウトォ!!
それはなぜなのだろうか？
…もちろんソフィの体から乳酸が抜けてスタミナが戻ったわけではない｡
脇坂｢いいぞソフィ!!イケるぞ!!｣
既に読者の皆様はお気付きであろう､これはソフィのメンタル面での変化である｡