第1〜30話
□二つの勢力
1ページ/6ページ
瀬戸内「………」
羽原「い、今アイツが打ったんだよな?ウソだろォ…ココから校舎まで160mはあるんだぞ!?」
河原「これで見るのは二回目だけど…やっぱり瀬戸内の一番関心すべきなのはバットコントロールや動体視力じゃく、あの恐ろしいほどのパワーだな」
………
相沢「最後に打ったのがカーブとは言え…ココまでやるとはね、関心とおりこして呆れるよ」
瀬戸内「…もう教室に行ってもいいか?」
相沢との勝負を終えた渉はバットを河原に返すと校舎に向かって歩き出した。
相沢「あっ…ちょっと待ってくれ!!」
ACT。]]U
【二つの勢力】
瀬戸内「…なんだ」
相沢「確かにオマエの能力は見させてもらったし見とめるよ…だけど、ちょっとだけボクの話を聞いてほしい」
瀬戸内「…まだ私は昼を食べていない」
相沢「…( ̄ー ̄;)」
………
【如月学園学生食堂】
相沢「何が飲みたい?」
瀬戸内「…アセロラ」
ピッ…ガタン
相沢は自販機でアセロラドリンクを買うと渉にそれを渡した
相沢「ソレあげるから話を聞いてくれるか?」
瀬戸内「…コクッ」
相沢の言葉に渉はかるくうなずき、アセロラドリンクのフタを開けた
相沢「今回オマエに勝負を挑んだのは他でもない…ボクに協力してほしいからだ」
瀬戸内「………」