第１～30話
□Ｎ２バッテリーvs渉
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渉が帝王実業のグラウンドで初のホームランを放ってから４戦目､如月学園内では２戦目となるこのバトル｡
そろそろピッチャーを相手にするバッティングにも馴れてきたのか､バットを持つと迷い無くなつみから離れた｡
瀬戸内｢………｣
なつみ｢改めて言わせてもらうね…アタシは桜ノ園中学のエース･名は秋山なつみ!!たとえ相手が男でもどんなに強いバッターでも気持ちじゃ負けないからねぇえ!!｣
なぎさ｢同じく桜ノ園中学クリンナップの一角･高津なぎさ!!なつみの球はクセがあるからね…そうカンタンに打てるなんて思わないほうが良いよ!!｣
瀬戸内｢…瀬戸内 渉だ｣
ＡＣＴ｡ⅩⅩⅨ
【Ｎ２バッテリーvs渉】
…地面にバッターボックス代わりに線を引くと､渉はとうぜんのごとくバットを目の前かかげ小刻みに揺らし始める
大宮｢神主打法…？めずらしいフォームだ､だがこんなグラついた構えで本当にとばせるのか｣
武内｢ボクも映像でしか見たことはないけど…たしかにアレではちょっと疑いたくもなりますね｡容姿とはミスマッチなフォームに…パワー｣
大宮｢たいがい常器を異っした人間ってのは見た目なんかじゃ判別できないもんだ…プロにも底身長のパワーヒッターやデブの駿足だっている｣