第61〜90話

□再戦!!なつみとなぎさ
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『武内とポジション代わってマウンドに登ったのは一年の秋山!!なぜこのタイミングでこのピッチャーに代えてきたのか全くわかりませんが…どのようなピッチングを見せてくれるのでしょうか!!』



【一塁側ベンチ】


大宮「瀬戸内のためのセットアッパーか…」


一条「やっぱりあの布陣で一番の強みはコレだったみたいね。試合の中で何度でも誰にでもピッチャーを変えられる変則オーダー…たぶん試合後半に入る頃には秋山・朝風・武内の3人をバシバシ代えてくるだろうから余計に打ちにくくなるわね」


大宮「オマケに右アンダースローの秋山は以前に瀬戸内とバトルをして、打球だけならピッチャーフライに終わらせている…。四月の頃に比べても瀬戸内の能力はかなり向上しているはずだが、それは守備に関してだけだ」


一条「瀬戸内のバッティング能力はもともと高いだけに更に伸ばすのは至難の技よ…たった3ヶ月間で鍛えるなんて無理だわ」


大宮「だからこそ初回に勝負をかけたんだけどな…」


一条「………」




………




『さぁ!!ピッチャー秋山の肩作りも終わったようですので試合再開です!!バッターは前の打席に四球で歩かされた瀬戸内!!対するピッチャーはアンダースローの秋山!!』
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