第91〜120話

□スーパー麒麟枠
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レッグアップをしない右オーバースローから投げられた初球のコースは内角低め。



清本「くっ…」

パァアンッ!!

ストライクッ!!

ストレート135km/h





内角のコースに対して清本は見送るがギリギリ中へ入っておりストライク。



清本「(コントロールも乱れないか…初球はナックルだろうと予想して降らなかったがタダの直球とは驚きだ)」



ソフィ「………」



清本「(だが…もしこの初球は見せ球であるのならあのピッチャーは頭が悪い)」







ソフィ「……!!」

ガバッ…ビュン!!



1つストライクをとった状態でソフィの投げた2球目のコースは内角高め。
それに対して清本は大きめなレッグアップからバックスイングに入った。




清本「(初球は内角のストレートとくれば2球目の球種はわかったも同然…更に高めに投げてくる所を見ても確信にくる!!カウントを稼ぎやすいシュートだ!!)」


ソフィ「…!?」


清本「シュートはもらったァア!!!」




内角高めのコースに対して姿勢を崩しながらも思いきりバットを振ってきた清本。
そのバットコントロールは確実にボールの真ん中を叩けるほど正確な軌道とタイミングで空気を切り裂いてゆく…。



閃堂「やった…!!」




ソフィ「……クスッ」
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