第1〜30話

□渉
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西東「偽名だ、公の場ではブレイドには偽名で通じてもらうことにする。幸いにもブレイドを知っているのは俺と友沢と市子とオッサンだけだからな、上手くいけば隠し通す事も十分に可能だろ」

雪「じゃあブレイドくんに新しい名前をつけてあげないとΣ(・∀・*)」

友沢「よし…そういう事ならブレイド。今日からお前は『亮二』と名乗れ」

瀬戸内「……?」

西東「何言ってるんだよ、ブレイドなら『剛次郎』に決まってるだろ。なあブレイド!!」

瀬戸内「………」

友沢「剛次郎!?西東は自分の名前入れて呼びたいだけなんだろ」

西東「人のこと言えるか。お前だって亮二なんて完全に自分の複製扱いじゃないかよΣ!?」

雪「ねぇねぇブレイドくんとしてはドッチが良いと思う?」

瀬戸内「……ν」

西東「どっちだ剛次郎!!」

友沢「もう剛次郎とか言ってるな!?俺の方が良いよな亮二!!」

瀬戸内「断る」

友沢&西東「一言!?

雪「しかも即答ν」

西東「なら剛路!!剛五郎!!剛田!!剛氏!!剛男!!剛名!!」

友沢「亮太!!亮助!!亮三郎!!亮之助!!亮児!!亮紀!!」


もはやブレイドの意見など関係なしに次々と名前を振り上げる西東、友沢。

西東「あきらめろよ友沢。ブレイドには俺が名前をつけるんだ」

友沢「西東のネーミングセンスは皆無に等しいからな。俺がつける」
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