第1〜30話
□嫌な予感
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友沢「だったら尚更おかしいだろ!?帝王実業高校のエースが打たれているのに、わざわざその相手を控えの天見に任せるんだぞ!?」
西東「(自分でエースとか言いやがったよコイツ…)確かに天見先輩といえば軟投派の中継ぎだったな。オレも試合で何度か受けたことはあるけど、そこそこレベルで打てない相手じゃないと思うぞ」
友沢「いったい何を考えているんだ…蛇島先輩は」
そんな話をブルペンで西東たちが話しているちょうどその時、グラウンドでは渉や河原たちがアップをしながら緊張感ゼロの無駄話をしてていた
瀬戸内「ほぅ…では貴様らは、同じ中学に居たのか」
小山「中学っつうかずっと同じクラスだったぜ浩二とは?」
河原「(あ〜…ウルサい)」
小山「んでさぁんでさぁ、渉はドコの中学に居たわけ?」
瀬戸内「私?……界王星」
河原「Σ(゚ロ゚;)!!」
小山「Σ(´д`;)」
こ…コイツ界王拳10倍とか使えるんじゃねぇの?
小山「それはそうと浩二。お前本当に帝王実業に入るつもりだったのか?」
河原「ん?…うん、最初はもっと偏差値高いとこべ行ってから大学で野球に専念するつもりだったけど。気が変わってね(本当はオマエと別の学校に行きたかっただけなのに、わざわざついて来やがって…)」