第1〜30話
□西東の失敗
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西東「もしオレがキャッチャーをしていたのなら少しでも早いストレート中心のリードでごまかしながら揺すっただろうな…だけどオレにはできなかった。オレのキャッチャーとしてのプライドが…逆に渉を追い詰める結果になっちまったのかもしれないな…」
友沢「西東…」
西東「すまん…渉…」
………
天見「…!!」ビキビキビキ…
ガバッ…ビュン!!
瀬戸内「…!?」
ガシャアン!!
天見の渉に対して投げた一球目は、アウトハイを通過しバックネットに当たった…
MAX156km/h
西東「…Σ(・ω・ノ)ノ」
友沢「…Σ(*゚Д`;)」
河原「…(; ̄Д ̄)」
小山「…(O_O;)」
久遠「…Σ(・oノ)ノ」
猛田「…Σヽ(°Д°;)ノ」
守田「…(°◇°;)」
蛇島「…(・∀・)」
ナァンジャコリャアアアアアアアア!!!???
瀬戸内「…ほう」
小山「な…なんだよアレ!?」
河原「あ…ありえねぇ…」
………数十分前
天見「そろそろやるか、蛇島」
蛇島「そうだね。一回の投与は…ふた粒だな」
蛇島はガラスビンのフタを開けると中からカプセル状の薬を二つ取り出した
蛇島「味が無いから飲むのはカンタンなんだね」
そう言うと蛇島はカプセルを天見に手渡し、それを天見が飲み込む…
天見「グッ…!?」
すると天見の体中の筋肉が膨張したように膨らみ始める。
蛇島「ククク…」