第1〜30話

□ジャッジメント
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バキィッ!!

瀬戸内「ぎょんっ!?」



ストレートはますっぐバッターボックスに向かって飛び、バットを構えていた渉の右膝へ直撃した






西東「渉…!?(ぎょん!?叫び声なのかコレは!?)」


天見「悪いなスッポぬけた」



当たった部分を押さえている渉のもとへ西東がかけ寄っていく



小山「あの野郎…わざとだな…わざとだろ!?」


河原「おさえろ小山…!!




小山「浩二…!!」


小山が後ろを振り返ると、ビンを持った河原が物色から戻って来た



小山「浩二、例のモノは見つかったのか…!?」


河原「ああ、しっかり証拠を押さえてきた」


小山「あとは証拠をアイツらに叩きつけてやれば…」



小山はビンを河原の手から引き離そうとビンに手を伸ばした



河原「待て」


小山「ぁあ!?なんでだよ」


河原「今…まだアイツ(渉)は粘っているんだろ?」


小山「あ?…ああ、なんとか食らいついているぜ」


河原「そっか…なんだ、もしかしたら…オレ達が手を出す必要は全く無かったのかもしれないな」


小山「は…?」




………





西東「渉、まだいけるか…」


瀬戸内「………」


西東「痛むのか…?」



瀬戸内「フッ…………な」


西東「?…なんだ?」


瀬戸内「……だ……るんだ」


西東「なんだよ!?もっとハッキリ言ってみろ」
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