第１〜30話
□ジャッジメント
4ﾍﾟｰｼﾞ/6ﾍﾟｰｼﾞ
瀬戸内｢……秘技｣
ジャッジメント!!!
天見｢な…にぃ!?｣
ガキィイィィン!!!
後世印象に残り続けそうな程鋭いスイングインパクト｡
そして渉はバットを振りきると当然のようにバットを宙に放り投げる
蛇島｢ばかな…｣
小山｢で…デケェ…｣
西東｢Σ(ﾟロﾟ;)!!｣
河原｢い…意外とハデな技名だなアイツ((ﾟдﾟ;))｣
打球は無理なく引っぱられ､勢いの衰えを見せること無くライト方向に向かって跳ぶ｡
瀬戸内｢…判決…｣
ｶﾞｼｬｱｱﾝ!!
打球はそのまま外野の柵を越えて場外に消え去った…
判決死刑!!
まさに因果応報…｡
渉の放り投げたバットと打球の放物線が重なり合い､まるで空中に十字架を描くようなものが…
その場の全員に見えた
西東｢ケガした軸足で外まで跳ばせるもんかフツー…!?｣
河原｢(ゴッテゴテのセリフだ…もしかして瀬戸内って影の目立ちたがりか？)｣
小山｢ヤバい…渉の必殺技カッコイイ(´艸｀*)｣
河原｢目を覚ませ小山Σあんな事したら絶対アホだと思われるぞ!?｣
蛇島｢ふ…ファールだ!!｣
西東｢!?｣
瀬戸内｢!?｣
蛇島｢今の打球はライトスタンドの黄色いポールからわずかに右側にキレていた｡…ファールだ｣
瀬戸内｢………｣