新八受

□ただただ君と。
1ページ/1ページ


新八。と、目の前の黒髪に触れながら名をよんだ。

振り向いて、なんですか。と言うおまえを、愛しく思う。


おまえが生きてるだけで幸せだと思う。
同じ世界にいるだけで幸せだと思う。


もし、俺が死んだらお前はないてくれるかな。なんて。


サラサラとした髪で遊んでると?を頭に浮かべた新八が、ふわりと笑う。


その顔が愛しくて可愛くて。

自分の顔が紅くなるのがわかった。



ただひとりの人間が生きてるだけで。
俺の世界が救われるなんて。



<ただただ君と>
<共に生きたいと願う>

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ